皆様よりよくご質問頂く内容をこちらにまとめてあります。項目にないご質問がございましたらお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡ください。

  

MFA全般についての質問

受講についての質問


MFAにはどのようなレベルがあるのですか?

MFAプログラムには、4つのレベルがあります。

  • プロバイダー:一般市民 レベルの救助者としての訓練を受ける受講生レベル
  • インストラクター:一般受講生に応急救護法を伝達し、スキル習得を認定するインストラクターレベル
  • トレーナー:インストラクターを養成するインストラクター・トレーナーレベル
  • マスタートレーナー:インストラクター・トレーナーの教育を見届けるマスター・トレーナーのレベル。各国際サービスオフィスに2名います。

インストラクター及びトレーナーそしてマスタートレーナーは、便宜上、インストラクター・指導者と日本語で表現していますが、MFAではファシリテーターとして総称されます。ファシリテーターとは物事を「容易にする」「楽にする」「促進する」人という意味があり、指導者・先生・教師・講師・師匠などではなく、スキルや知識の習得を手伝い、容易にしてくれる優しいコーチ役という意味を有しています。

インストラクターになるとプロバイダーより高度な専門的知識を得ることができますか?

残念ながらプロバイダーレベルからインストラクターになっても高度な専門知識を得ることは、ありません。

インストラクター資格は、スキル習得を認定する資格となります。

より高度な専門的知識を得たい場合は、どのコースを習得したらいいですか?

日本国内では、現在、一般市民救助者レベルのコースのみ取り扱っております。一般市民救助者より高度な専門的知識を習得する、救命救急士レベルについては、残念ながら取扱いがありません。

一般市民救助者レベルのコースにおいて学習区分が異なるコースを用意しておりますので、他のコースを受講することにより、幅広い対応ができる一般市民救助者になることは、可能です。

職業的環境により、一般救助者以上、救命救急士未満のレベルを求めている企業・団体については、ご相談頂ければ可能限り対応いたします。

 

医師や看護師でも役に立つコースは、ありますか?

医師や看護師は、病院内で医療機器や検査機器や薬品などがある状態で対応されると思いますが、院外で健康上の緊急事態に出会った時に、お薬等はなく、出来ることは、医療従事者でも一般市民とほぼ同じです。医療従事者向けのBLSコースではなく、一般市民救助者レベルのコースとなりますが、病院前救護について改めて学ぶことも大切です。病院勤務の看護師の方が保育士施設勤務になるなど転職された場合などの際にもよく受講頂いています。

認定カード(修了認定証)は、国際カードとありますが、どういう意味ですか?

MFAコースは世界140ヶ国以上で提供されている国際的な講習プログラムです。日本で発行される認定カードは英語圏でも通用するように日本語と英語の両方で記載されています。

修了認定証は、いつもらえますか?

修了認定証は、『即日』お渡しいたします。

修了認定の基準は、どのようになっていますか?

すべてのトピックに参加され、実技技能試験に合格された方となります。

修了認定証の合格率・取得率は、どの程度ですか?

受講頂いた多くの方に取得して頂く事ができますが、100%では、ありません。残念ながら認定証を取得できなかった方には、参加証をお渡しすることとなります。

せっかくMFAを受講したので履歴書に書きたいのですが、どう書いたらいいですか?

就職活動中の学生さんから多い質問ですが、MFAプログラムの名前はかなり知られてきたといっても、関心のある人の範囲の中での話と言えます。、多少長い文章になりますが、
「○年○月○日 救急救命法メディック・ファーストエイド(略称MFA)習得」「○年○月○日 救急救命法メディック・ファーストエイド(略称MFA)プロバイダーコース認定カード取得」
というような記載ではいかがでしょうか。
チャイルドケアプラスコースの場合は、『小児』と最初にお付けください。
また、面接の時に質問されることを念頭に、ご自分が受けたコースの説明を簡潔にできるように準備しておくことも必要かと思います。
※コースによっても異なります。

どのような人が受講されていますか?

様々な方に受講頂いておりますが、小児MFAが小児救急法の分野において日本でパイオニア的な存在であったこともあり、幼稚園教諭、保育士、保育施設勤務の看護師、ベビーシッター、チャイルドマインダーのような子供と接する職業の方にご好評を得ています。

また、アメリカで国際基準で作られたプログラムの日本語版であるため、外資系企業の日本法人の方々、外国で活動される日本人の方、日本で外国人向けのツアーガイドの方、外国人が主なお客様であるホテルスタッフの方、航空会社の客室乗務員や地上職員の方、それらを目指す学生の方々。

その他、スポーツ関係では、スポーツクラブのスタッフやパーソナルトレーナー、質の高いサービスを目指すタクシー運転手の方々などに受講頂きました。

MFAの講習は消防や、日赤の講習とどう違うのですか?

基本的には、どの団体のCPRやAEDの講習も、国際的なガイドラインに準拠して提供されていますが、各団体の特色というものがあります。 また、それぞれのコースに含まれている学習項目や所要時間、教え方も異なります。

MFAでは、実際の救急現場に遭遇した時に、講習でやったことを思い出して助けようと思えるかということに重点を置いて教育プロセスを構築しています。

MFAプログラムでは、救急の現場を再現したビデオで現実的なスキルの使い方を見て、インストラクターによるリアルタイムデモンストレーションでスキルの細部を見た後に、グループ練習を組み合わせ、「見る、聞く、実行する、話す、感じる」といった五感を刺激する手法を織り交ぜて、インストラクターからの肯定的なアドバイスにより、救助者としてよりストレスなく現場で対応できるように考えられた応急手当訓練プログラムです。また傷病者への対応だけでなく、救助者の安全や、事後の心理的ストレスケアにも触れている唯一の講習なのです。

また、小児救急法を習得するチャイルドケアコースは、米国で保育者に課せられている応急手当の基準を満たしていますので、日本でも保育者にとって有益であるコースとなります。

カナダで保育者に義務付けられている小児救急法のカリキュラムを満たしていますか? 日本で受講してもカナダで有効ですか?

カナダ国内で提供している小児MFAプログラムは、カナダで保育者に義務付けられている小児救急法のカリキュラムを満たしています。

一般的に国や地域が法的に義務付けている場合は、その資格の内容等については、規定があり、その国や地域の機関により内容等が適切であることを審査・承認が行われることになります。法律関係の物事であるため、その承認は、その国の中で有効な物事です。

また、カナダで承認を得たプログラムであっても、日本語に訳した時点・カナダ国外で受講した時点でその承認が有効と言えなくなると考えられます。

カナダで保育にかかわる方は、カナダ国内で保育者に義務付けられている講習を受講する必要がありますが、事前に日本国内で受講される方も多くいらっしゃいます。その理由としては、内容が医学にかかわることであり、医学英語まで堪能な方は、少なく、事前に日本で同じような内容を受けておくことにより、カナダで受講した時に医学英語がスムーズに理解できることを期待しているためです。

申込締め切り日は、いつですか?

受講形態及び申込み方法によって締め切り日が異なります。最終の期限は、2週間前となります。
これは、認定証含む教材の取り寄せに関する規定に基づく時間となります。

締め切り日以降に受け付ける特別申込とは、何ですか?

締め切り日の設定は、それ相応の理由があっての事です。どうしてもすぐに受講したいという方に締め切り日以降でも可能な限り受け付けていくという方針で、開催に必要な条件が整えば特別に受け付けます。

請求書や領収証(書面)を発行してもらえますか?

社内手続き上、請求書や領収証が必要な場合は、お申込前にご相談ください。

領収証については、基本的に金融機関発行のお客様控え(振込明細書・払込受領票等・インターネット振込の場合はweb上の取引画面又は電子通知メールが、銀行が示す領収書相当となります。詳しくはご利用の金融機関にお問い合わせ下さい。)をもって領収証の発行に代えさせて頂きます。『当方発行の領収証』をご希望の場合は、必ず【お振込手続き前】までにお問い合わせフォームよりご連絡下さい。同時履行の原則により、お振込後の受付は、ありません。書面の場合は、受講時にお渡しいたします。

講習費が異なるのは、なぜですか?

定期開催・個別(リクエスト)開催・出張開催で講習費が異なりますが、講習開催にかかる経費及びその計算方法が異なる為です。基本的にそれぞれの条件にあった内容で諸経費を算出して決めております。

所要時間が異なるのは、なぜですか?

実技実習・実技技能試験・質疑応答を含むため受講生の状況等により所要時間が異なります。

特に、実技技能試験については、インストラクター1名に対して受講生1名の割合で行う事が規定で決まっております。CPRの試験の場合は、1人1回3~5分程度かかりますが、10名の受講者がいたら30~50分必要になります。また、学習年齢区分で成人・小児・乳児の3区分で受ける場合は、これが3倍となります。人数が増えるとそれだけ所要時間が増加致します。

他の日程に振替は、可能ですか?

様々なご事情もあり、どうしても突発的な事情によりやむを得ず予定されていた日程で受講できなくなった場合、インターネット申込時に限り、お振替の対応をさせて頂きます。

お振替えのお申し出は、定期開催の場合は、こちら個別(リクエスト開催)の場合は、こちら で受け付けております。

また、以下のような不可抗力に起因する場合は、手数料なしでお振替の対応を行います。
※所定の時間内にお手続きが必要です。

  • 台風・大雪などで交通機関に大幅な乱れが生じる恐れがある場合
  • 計画運休・ストライキによる運休等が発表され、影響を受ける場合
  • 急病(入院や制限を伴なう感染の可能性がある疾病)やケガ(骨折等)で実習が困難な場合

詳しくは、こちらのページでご確認下さい。

アルコールに対してアレルギーがあるのですがアルコール消毒を実施していますか?

レスキュー呼吸(救助呼吸)の実習の際にアルコール消毒を実施しています。

アルコール系消毒に対してアレルギー等がある方は、事前申告の上、個別(リクエスト)開催での受講をお願いいたします。主催(定期)開催及び出張開催では、配慮に限度があります。 

ラテックスに対してアレルギーがあるのですがラテックス手袋を使用していますか?

感染防止の観点より、応急手当を実施する場合に手袋の着用を推奨しています。その為、実習においても手袋の着脱等の練習があります。現在、実習で使用している手袋は、ニトリルの手袋となっており、ノンラテックス・パウダーフリーのタイプとなりますのでご安心下さい。