MFAプログラムは、受講生志向のアプローチ

メディック・ファーストエイドはストレスの低い、受講者志向の学習環境を提供するユニークな指導デザインで特徴です。様々に組み込まれた指導テクニックにより、ビデオのシナリオから、指導員のデモンストレーションから、提供される情報に基づく練習から、実際的な救助能力が培われます。この、「見る、聞く、話す、感じる、実行する」の独自のブレンドが、受講者の経験や教育レベル、そして各々が持つニーズにあわせて救助能力の幅を広げられる柔軟性と合体して、自信を持ってスムーズにスキルを実行できる救助者を育てます。

積極的に救助の手をさしのべられる」「時間がとても短く感じられた」等々と、MFAプログラムの優秀性は受講者の高い評価によって裏打ちされています。

見る、聞く、実行する、話す、感じる

現在のMFAの各プログラムは、理解を深めるために多くのCGを駆使したDVD教材とスキル練習のサンドイッチ方式で「見る、聞く、話す、感じる、実行する」という独特の成人教育手法を組み込んだ系統立てたアプローチ法を採用し、伝統的に膨大な時間をかけて別々に教えられていた救急法や蘇生法の両方を1つのコースに組み込んで、短時間で効果的に訓練できるように致しました。

教える内容も、ただ単に手当のテクニックを練習させるだけではありません。救助前の安全確認や感染予防から手当後の心のケアまで、傷病者だけではなく救助者の安全や心理的な側面までカバーしています。また、スキル検定と筆記試験を排除したストレスの低い学習環境を提供し、肯定的な指導方法で「積極的な救助者」を養成しています。また、できるだけリアルなシーンを提供するビデオは、受講者が実際の救急現場のケガや血液などに対する心の準備を整え、実際の救護の現場でも、受講者の実力が十分発揮できるように考えられています。

受講者からの典型的なコメントは、「分かりやすく整理されている」「親切な教え方」「マインドの部分までカバーしてあり、安心できる」「練習量が多いので自然に身に付く」「真面目なことを楽しみながら習得できる」「これからは積極的に救助の手をさしのべられる」「時間がとても短く感じられた」等々と、MFAプログラムの優秀性は受講者の高い評価によって裏打ちされています。

MFAプログラムのトレーニング哲学

メディック・ファーストエイドの訓練プログラムには中核をなすトレーニング哲学が内在しており、コースのデザインやプレゼンテーションに影響しています。これらの哲学が効果的で実効性の高いインストラクション・システムを作り上げています。

  • ストレスの低いトレーニング
    妥当なレベルのパフォーマンスの観察や肯定的なコーチングのようなテクニックは、受講者をより快適な状態で訓練し、実際の緊急時の備えが一層整うようにデザインされています。
  • 楽な習得
    親しみやすく携帯しやすいサイズの教材を活用した、見る、聞く、実行する、話す、感じるという分かりやすいデザインが、コースの習得を楽にし、後日の参照を容易にしています。
  • 充分な実習
    習得時間の大半を実際の訓練に費やすことで、習得したスキルの記憶時間が最大限になります。
  • シナリオ・ベースの練習
    独特のトークスルー・シナリオ練習が、シミュレートされた緊急事態で現実的な判断能力を養い、現場で実行する勇気と自信をつけてくれます。
  • 結果重視の評価
    受講生のスキル評価は、たった一つの厳格な解決法(テクニック)にこだわるのではなく、状況によって適切な解決法を選択し、状況を合理的な手当てに導く能力について評価されます。
  • 自己発見
    MFAの訓練プログラムは、独特のデザインのスキル練習で小グループに分かれた受講生が互いに学び合い、プログラムの理解および習得を最大限にします。