MFA (メディック・ファーストエイド)®とは、MFAはメディック・ファースト・エイド®の略称です。MFAは救急医療の先進国、アメリカで45年以上(1976年創設)も前に誕生した一般市民レベルで救急車が到着するまでの『魔の7分間』にできることを体得するための応急救護の手当ての訓練プログラムです。国連の関連組織である世界安全機構(WSO)の推奨を受けて、世界5ヶ国に国際サービスオフィス(日本では、MFA ジャパン社)を置き、世界140ヶ国以上、9ヶ国語で毎年50万人以上に普及しています。MFAが採用している救急医療ガイドラインはAHA(アメリカ心臓学会)、全米職場の応急救護訓練ガイドラインそして日本救急医療財団の下部機関である蘇生委員会などの最新発表のものです。
MFA (メディック・ファーストエイド)® が世に出した「初めて」の数々
MFAは常に革新的にCPR/ファーストエイド訓練プログラムを追求しています。業界のリーダーとしての高い評価は、献身的な努力とパイオニア・ スピリットのたまものです。業界のリーダーとして私達は創設以来、数々の「業界初」を送りだし、MFAの利用者の高い評価を得て参りました。
- CPRとファーストエイドを体系的に組み込んだ、一日で修了できる斬新な応急手当プログラムを初めて開発し、この手法が時を経て業界内のスタンダードへと普及しました。
- 受講生のストレスを軽減し、救助法を楽に、しっかりと習得してもらうために、応急手当プログラムから初めてスキル検定や筆記試験を排除しました。
- ビデオ、インストラクターのデモンストレーション、そして受講生の実習と続く教育手法を業界で初めて発表しました。現在ではこの訓練方法が非常に効果の高いものと認識され、業界のスタンダードへと導いています。
- 救急隊が現場で行う応急手当てと同じ手順で一般市民に救急法を教え、医療従事者へ引き継ぐというケアの継続モデルを開発したのも業界初の試みでした。
- 必要性をいち早く認識し、一般市民向けのAEDコースを業界で初めて発表しました。日本国内で正式なAEDコースを最初に発表したのもMFAでした。
- AEDの機種別のプログラムを初めて発表し、ユーザーが使用するAEDと同じ環境での講習を可能にしました。現在ではコア・プログラムにAEDが組み込まれています。
日本では、MFA が小児分野でのパイオニア
日本では、幼稚園教諭や保育者向けの総合的な小児救急法講習を小児MFAという名称で広めました。日本では、幼稚園教諭や保育士に対して小児救急法の法的習得義務が未だにありません。ガイドラインとして推奨されている程度です。しかし、アメリカなどでは、幼稚園教諭や保育士を含む子どものお世話をする保育者に対して法的に義務付けられている側面があり、それに対応した幼稚園教諭や保育士向けのカリキュラムでチャイルドケアプラスコースは、構成されています。
MFA (メディック・ファーストエイド)®の特徴は?
- 教育手法
ビデオ教材とスキル練習のサンドイッチ方式で「見る、聞く、実行する、話す、感じる」という独特の成人教育手法を組み込んだ系統立てたアプローチ法を採用しています。短時間で効果的に訓練を行なうことができます。
- 手当てのテクニックだけではない
救助前の安全確認や感染予防から手当後の心のケアまで、傷病者だけではなく救助者の安全や心理的な側面までカバーしています。
- 低いストレス環境
ストレスの低い学習環境を提供し、肯定的なコーチングで指導いたします。
- 講習内容の一定性 そしてそれぞれの環境に合った内容の提供
最新の医学ガイドラインに基づいた一貫した理論に裏打ちされて標準化され、完成されたインストラクションシステムを使った講習なので、指導者による個人的な意見などによる講習内容のバラつきがありません。 規定の講習内容にそれぞれの環境に合った内容を追加できるオプションも充実しており、個々のニーズに応じます。
MFA (メディック・ファーストエイド)®が選ばれる理由【実際に手を差し伸べられる救助者】の養成
MFAでは、アメリカで実際に約1万人にアンケートを行ないました。実際に何かの事故や救急時に遭遇したり目撃した人は、約43.5%その中で実際に何らかの手を差し伸べた人は約98.6%です。これほどまでに、高い実行率を誇る理由は、MFAが受講者の立場にたって作られたプログラムだからです。他の機関で応急手当ての訓練を受講された方で「技術に不安があって、実際には自分ではできない」と感じている方も、MFAプログラムを受講してみてください。手を差し伸べることへの不安が無くなります。確かさは、国連関連組織・世界安全機構が保証しています。